カテゴリ:MBA出願( 6 )

インタビュー

何度も書いていますがGMATの点数がギリギリだったので、インタビューにて熱意をアピールしようとキャンパス・ビジットを試みました。「合格を勝ち取るため」というのが第一の目的だったのですが、実際は「多大な時間とお金を投資するMBA留学において、現地を見ないで決めるのはイヤ」という思いでした。完全にオーダーメードの旅になるので、ツアーとは比較にならないほどのお金がかかりますが、フィット感を感じるためにも渡航費用は決して無駄にはならなかったと思っています。

訪れた順に各校の印象を書き出してみます。

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・Trinity College at Dublin

「ケルトの書」を所持する図書館を筆頭に観光名所になっているダブリンの有名大学です。街の真ん中に美しく広大なキャンパスがあります。MBA校舎は敷地の端にこじんまりと存在していました(笑)。ほかの校舎に比べると近代的な建物です。学生寮はなく、進学後はダブリン市内でフラットを探すこととなるようです。

インタビューで聞かれたのは「Why MBA?」「Why Trinity?」などオーソドックスなもの。どちらかといえば学校説明が中心でした。おそらく日本人のアプリカント自体が珍しい(これまでの日本人卒業生は一人とか)らしく、学校のアピールを盛んにされた気がします。初めてのインタビューに緊張でいっぱいだった私としては、ちょっと拍子抜けでした(笑)。時間的には一時間弱でした。

・The University of Edinburgh, Management Shcool

エジンバラの街のあちこちに大学校舎が点在しています。街自体が非常に美しく、また大学校舎も歴史を感じさせるものばかり。案内してくれたDirectorが「Cosy」と言っていたMBA校舎は比較的近代的です。校舎そして街自体もとても過ごしやすそうなところで、生活面では、かなり心惹かれる学校でした。MBA生専用の学生寮もあるらしく、これもまたうらやましい点です。

ありがたいことにインタビュー時に非常に歓迎を受けた学校で、インタビューというより顔合わせといった雰囲気で終始してしまいました。歓迎の理由として大学時代の成績(我ながらびっくりのGPA:3.7でした)と推薦状を上げていたので、客観的資料を重視する学校なのかなと思いました。「なんとか行先はできそう!」と実感することができて、本当にうれしかったのを覚えています。

・Manchester Business School

マンチェスターという街は「lively」という言葉がぴったり当てはまる、活気のある場所です。総合大学が固まってあるせいか、学生街のイメージがどこよりも強いところでした。日本人在学生の方が「古いでしょう」と言っていましたが、MBA校舎は上記の二校のどこよりも近代的で整っていて(校内にテレビがあり、CNBC……だったと思うのですが……が常に流れていてびっくりしました)、なんだか会社にいるような感じです。学生寮もあるのですが、ポスグラ・アングラ共用(=MBA生専用はない)が多く、騒がしくて生活し難いと同じく在学生から聞きました。

ここが一番インタビューらしいインタビューでした。Directorが質問用紙を持っていて、それにいろいろと書き込んでいたので、ある程度、アプリカントに聞くことが決まっているのではないかと思います。印象的な質問は「他の人から見たあなたのStrong pointとWeak pointを二点づつあげなさい」というもの。Weak Pointを一点上げたところで、それについて突っ込まれ、二点目は聞かれずじまいでしたが(笑)。時間は一時間弱でした。

帰国後、マンチェスターのキャリア・サービス(=就職課)から電話で話したいとメールが来ました。「Chat」と言っていましたが、完全にインタビュー。二十分ほどでしたが、電話インタビューがイヤでキャンパス・ビジットしたのになぁと、ちょっとがっくりしました(笑)。

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インタビュー・アレンジのための各校へのコンタクトはBusiness Paradigmがすべて行ってくださいました。決してまわしものではありませんが(笑)、こういったサービスを考えると、利用してよかったなと思います。

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by meena_s | 2007-05-06 21:44 | MBA出願

出願先の選定

出願先の基準としていたのはインターンもしくはそれに近いことができる実践的なプログラムであること。最初に検討していたのはRotterdam School of Management(RSM)とMBS。ですが、Business Paradigmの方との面談でRSMよりはMBS、そしてそれに近いプログラムを持つTrinity College MBA勧められ、そのまま第一、第二志望としてしまいました。

その面談後、MBSに関しては九月に開催されるMBA Fairで卒業生の方にお会いして、ますます心惹かれました。これは「具体的になにが」というのが難しく、いわゆるフィット感なのだと思います。

MBA Fair等は学校を検討するのに非常に役に立つと思います。そしてそれは卒業生やDirectorなどとのネットワーキングというより、自分と学校のフィット感を確かめるのに有益だと思うのです。学校や地域よって本当に学生のカラーがあります。例えば私はアメリカ某有名都市にあるいくつかの学校の何人かの卒業生さんにお会いしましたが、誰にお会いしてもその雰囲気に馴染めず(すみません)、その都市に行くことはナシだな、と思いました。

それから、「こういったフェアに卒業生が積極的に集まる学校は、日本での卒業生の絆が強いということですよ。例えば某有名TOP校は毎回、卒業生が来ない……これは何を意味するのか」と言われたことがあり「なるほど」と思いました。フェアに対してはこんな見方もあります。

Trinityは勧められるまま……勧められるだけあって、実践的なプログラムは魅力的でした。でもなにせ情報が少なく(キャンパス・ビジットにてこれまでの日本人卒業生は一人と言われましたし)、ブローシャーとBusiness Week Onlineの情報のみに頼って出願したというのが実情です。

Business Paradigmの三校出願パックを申し込んだので、三校出そうかなと単純に思い、三校目を選びました。その基準はとにかくセーフティネット。「TOEFL257、GMAT500点台で行けるところ」といって勧められたのがEdinburgh、Lancaster、Durhamの三校でした。そして具体的理由はなく、なんとなく心惹かれるEdinburghを選んだのですが、インタビューのためのキャンパスビジットで街と大学の雰囲気にかなり惚れ込んでしまい、最終的な進学先決定で散々悩むこととなりました。

こう考えると、出願先の決定について「なにがなんでも、ここ!」という思い入れはなかった気がします。けれど選んだ学校に後悔はありません。単純な基準とフィット感。人によるとは思いますが、多くの情報よりもこれらが一番大切なのではないかな、と進学先を決めて私は思います。

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by meena_s | 2007-04-22 19:03 | MBA出願

奨学金応募

先のエントリーにて書いたように、私は出願を一年先延ばししました。そして先延ばしするなら、とにかく一つ奨学金に応募してみようと考えました。

応募先はロータリー。ちょうど昨年の今頃が選考期間で、結果は補欠落選(全国で一ニを争う激戦区だったので、と言い訳しておきます/笑)。けれど、落ちてもこの経験をしておいて良かったと思っています。

まず奨学金アプライ用エッセイを書くことによって「Why MBA?」や自分の目標をおおまかに固めることができました。また必要書類として日本語とともに英文でのエッセイも提出させられます。つまり春のうちに(英文)エッセイ作成プロセスを経験でき、これはMBA出願用のエッセイを書く上でのペースの目安となりました。それから、地区によって審査プロセスが違うらしいのですが、私の応募地区では選考課程で英語面接があり、「インタビューってこんな感じかな」とイメージを膨らませることができたのも良い経験だったと思います。

補欠そして落選は正直、悔しいのですが、模擬出願経験という意味では損ではなかったと思います。

またロータリー奨学金は希望進学先(確か五校)を応募時に表明しなければなりません。最終的な出願校を決めたのは一月だった(三校目をけっこうギリギリまで迷っていました)と思いますが、この出願時に初めてMBSを意識し、「面白そうな学校だなー」と思ったことを覚えています。

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by meena_s | 2007-04-20 22:20 | MBA出願

ポテンシャル採用

TOEFLもGMATもギリギリながら、合格をいただけたのは、私のバックグラウンドのユニークさを買っていただけたおかげだと思います。もし私が男で、普通のサラリーマン人生を歩んでいたら、この成績では難しかったかな……とも。「学校はdiversityを求めている。変わった経歴はadvantageになる」というのは度々聞いてきましたが、出願プロセス中は半信半疑。有名大学を出ているわけでもなく、一流企業に属しているわけでもなく……と、ロールモデルがまったくないので、不安はいっぱいありましたが、結果はやはり巷で言われるとおりだったようです。出願する学校によって違いはあると思いますが、一般的MBA Applicantイメージ=有名大卒・一流企業出身よりも、そうでない人のほうがMBA出願に関してはちょっとお得なのかもしれません。あくまで私の印象ですが。

もちろん私がポテンシャル採用であることは百も承知なので、この先がツライだろうなと自覚もしています。だから「経歴・能力合格」と「ポテンシャル合格」、どちらが良いのかは現時点では分かりません。。。

MBSに関しては現地インタビューに加え、さらにキャリア・サービスから職歴についての追加電話インタビューがありました。学校側も私の経歴でMBAについてゆけるか不安だったのでしょう。三校のうち一番厳しい審査だったと思いますが、このことによって「学生に対してのケアが行き届いている学校なのだな」と実感することができました。

逆に私の経歴を高く評価してくれたのはEdinburghです。EdinburghはGMAT不要、ですがその分、大学時代の成績(GPA)や推薦状を重視しているように感じました。Trinityに関しては、正直、基準が掴めませんでした(笑)。ただ「初めての留学で英語が不安なためサマースクールに通うつもり」と言ったところ、「充分なテストスコアでしょう」と言われたので、TOEFL257でOKのようです。

三校ともインタビューで(低)GMATに言及されたことはなかったので、やはり欧州MBAではGMATがそれほど重視されていないのかもしれません。これも憶測にすぎませんけれどね。

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by meena_s | 2007-04-18 20:47 | MBA出願

出願準備と情報

本当は昨年の今頃に合格通知をもらい、今年の今頃は留学中……の予定でした。つまり本来の予定からは一年遅れとなっているわけです。

一年遅れの理由とは。TOEFLでつまずき(涙)、訳の解からないGMAT準備、ネタが思いつかないエッセイと、追い詰められていた2005年の秋、伯父の会社からヘルプを求められたことが最大の理由でしょうか。ちょっと遠回りしましたが、結果的には遠回りした分、自分のやりたいことを見つめなおし、TOP校等々のネームバリューや情報に踊らされず、自分にあった学校を選ぶことができたかな、と思っています。

よくMBA出願は情報戦といいますが、先延ばし前の準備期間は情報に踊らされて、それゆえに焦ったことが多々ありました。なので、一年先延ばしを決定したときに思ったのは「まずは自分のペースで進もう」ということでした。ですからいわゆる受験仲間もいませんでしたし、有名サイトMBA NAVIもインタビューの直前まで、まったく見ませんでした。エッセイはBusiness Paradigmで他の受験者に会わないメールベースで作成。つい他人と比較して、妙なプレッシャーを感じてしまいがちな私にはこのペースが一番合っていたかなと思います(つまり自分が弱いのですけどね)。

私が思うだけかもしれませんが、予備校などで伝えられる日本人のMBA出願の方法はなんだか画一的すぎるような気がします。けれど実際には色々なアプローチの仕方があり、個々人のMBA取得方法があってしかるべしなのではないでしょうか。最初のエントリーの繰り返しになる上、情報に踊らされまいとして、あえて受験情報を得ようとしなかった私が書くのもおかしいのですが、このブログが「こんなMBAの目指し方がある」ということを伝えられたらな、と思っています。

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by meena_s | 2007-04-14 17:06 | MBA出願

Why MBA?

音楽、歌舞伎そしてボランティアとして関わっていたNGOの活動。大学からずっと興味を持ってきたことは、人の心は癒しても、あまり利益を生み出さないことでした。そしてそういうところはいつも資金がなくて苦しんでいる……なんとかならないか。

これが私の「Why MBA?」の一部です。この後……ボランティア先のNGOでCSR Managementを知り、これを通じてProfit organizationとNon-profit organizationを結びつけ、両者が利益を得るシステムを作りたいと思った。そのためにもBusinessというものを知りたいのです……と続くのですけど。

確かにそれはこの先のキャリアで追及したいことです。けれどもっともっと個人的な、根源的な「Why MBA?」は別なところにあるような気がします。

ひとつは幼いころからの海外生活への憧れ。そしてもう一つ。歌舞伎に夢中になって、演劇の世界しか見えていなかった数年前、人生の師とも言える人からかけられた言葉が大きなきっかけです。

それは「もっと外の世界を見なさい!」。この言葉にはっとさせられて「世の中とつながるために、私はなにが出来るだろうか、したいだろうか」と考え、MBA留学を選択しました……別にMBAでなくても良かった気もするのですが、「MBAなら食いはぐれることはないのでは」と音大を出て、就職氷河期に食いはぐれそうになった私は浅はかにも思ったのです(笑)。

そんな出発点だったので、最初に挙げた表向き(?)Why MBA?への答えが書けるようになるには、紆余曲折、けっこう時間がかかりました。でも結局、CSRを選んだということは、「私はやっぱり歌舞伎が好き、アートが好き」、と自分の好きなものに戻ってきた結果? なんて思う次第です。
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by meena_s | 2007-04-12 21:19 | MBA出願